(レポート) STG304: AWSでのディザスタリカバリサイトのデプロイ #reinvent

(レポート) STG304: AWSでのディザスタリカバリサイトのデプロイ #reinvent

Clock Icon2015.10.10

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この記事は AWS re:Invent 2015、STG304 - Deploying a Disaster Recovery Site on AWS: Minimal Cost with Maximum Efficiencyのレポートです。

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スピーカーはAWSのBrad Dispensa。

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レポート

タイタニックでの例。ディザスタリカバリはイベント。

オンプレミスデータセンタで災害が発生したらAWSへ切り替える仕組みの簡易なデモ。 Raspberry Piに熱センサを取り付け、ライターの火を近づけると検知。Raspberry PiからKinesis streamを経由してLambdaを発火し、CloudFormationを実行。 このRaspberry Piの仕組みを作るとどのくらいコストがかかるのか?たった$52.56。

どうやってやるのか? Pilot。普段はオンプレミスのサイト、DBのデータをAWSにレプリケーション。AWS上のサーバは停止。オンプレミスが死んだらDNSを切り替え、AWS上のサーバを稼働。 Warm Standby。AWS上のサーバも普段から動かしておく。 Hot Site。普段からオンプレミスもAWSも使う。

ユースケース1。エントリーレベルユーザ向け。AWS CLI(s3 sync)を使った、データのS3へのバックアップ。S3からGlacier or S3 Standard IAへ。コストは$8.55/month。とても簡単で安い。

ユースケース2。大きいデータのアーカイブ。オンプレミスデータセンタから物理メディアあるいはImport/Export Snowballを使ってAWSヘデータを配送、Glacierで保管。あるいはオンプレミスのAWS Storage GatewayからAWSのS3へ。

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リカバリもSnowballを使ってオンプレミスへデータを戻す。コスト。S3に10TB、1PBをGlacierに保管する場合、$7,300/month。

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ユースケース3。オンサイトの仮想サーバのレプリケート、バックアップ。オンプレミスのVMware ESX/ESXiにStorage Gatewayを構築。VMFSをS3に保存、VM ImportでAMI化する。コスト。$1,085/month。

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ユースケース4。マルチサイトでのフェイルオーバー。オンプレミスとAWS環境をDirectConnectとVPNで冗長的に接続。AMIやEBSスナップショットを別リージョンにコピー。リージョンに災害が起きたら別リージョンでCloudFormationを使ってシステム立ち上げ。DirectConnectとVPNの接続先も切り替える。

コンテナフェイルオーバー。オンプレイスのDocker ServerのスナップショットをStorage GatewayでS3に保存。オンプレミス災害時にはS3に保存されたDocker Serverのスナップショットを使ってAmazon ECSでクラスタ起動。コスト。マルチサイトフェイルオーバーは$628.08/30day。コンテナフェイルオーバーは$821.05。

ユースケース5。ナレッジワーカーのためのDR。WorkSpacesの活用。オンプレミスのADをAWSのADにレプリケーション。コスト。$2215.04/month。とても安い。

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ユースケース6。モバイルコンソールを使うことで迅速に復旧できる。

しっかりと計画を立てよう。慌てないようにテストをしよう。アラームやイベントについてナレッジを身につけよう。EchoでCloudFormationを実行するデモ。"Alexa, fail over my data enter!"会場大爆笑。素晴らしいデモでした!

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